早く完済するための「おまとめローン」近道のはずが遠回り?

 

「早く借金を完済したい・・」こう考えるのは皆同じことでしょう。

 

膨れ上がった月々の返済額に苦しめられる人は、じつにたくさんおられるのです。

 

 

そこで目につくのが「おまとめローン」です。

 

おまとめローンは貸付方法の一つで、

 

複数の金融業者に散らばった借り入れを一つにまとめ、

 

一本化できることで人気があります。

 

 

しかし、安易に金利が安くなるからといって簡単におまとめローンに手を出すのは危険です。

 

毎月の支払額が減ることで楽にはなりますがデメリットの多い方法でもあるのです。

 

 

こんかいは「おまとめローン」の正体と、

 

思いもよらなかった落とし穴についてまとめました。

 

 

 

 

 

おまとめローンとは?

 

「おまとめローン」の宣伝を見たことがあるでしょうか?

 

「月々の支払額を減らしてらくらく返済計画」のような宣伝文です。

 

 

金融業者によって行われている借り入れの返済方法ですが、

 

おまとめローンのおおまかなしくみ次のようなものです。

 

 

  1. 複数に散らばっている借り入れを安い金利で一本化する
  2. 一本化するときには再審査をする
  3. 毎月の支払額を減らして月々の支払い負担を減らす

 

 

「金利が安くなる」「毎月の支払額が減る」というのは、

 

借金で苦しんでいる人にとっては願ってもないメリットですね。

 

 

しかし、このメリットたくさんのおまとめローンにも”落とし穴”があります・・・

 

 

 

 

結局は「遠回りになる」おまとめローンの落とし穴・・・

 

おまとめローンのしくみは分かりましたが、

 

じつは”落とし穴”が存在するのです。

 

 

金利」が安くなる「一月の支払額が減る」といったことの裏側には、

 

金融業者が考えたトリックがあります。

 

 

実例を見ながら解説いたします。

 

 

 

元本100万円(複数の借り入れの総額)で18%の年利で借りているのが現状だとし、

 

これを3年間で支払っているとします。

 

 

【おまとめローン前】
100万円(元本)+54万円(年率18%で3年間の利息分)=154万円(借金の総額)

 

・毎月の支払いは約42800円

 

【おまとめローン後】
100万円(元本)+90万円(年率15%で6年間の利息分)=190万円(借金の総額)

 

・毎月の支払いは約26400円

 

 

このように、「おまとめローン」によって毎月の支払いが減るしくみは、

 

金利が減ることよりも、「返済期間を長くする」ことです。

 

 

実際に借金の総額は100万円くらいの借金で36万円も多くなりますから、

 

500万円借り入れている人ならば180万円も「借金が増える」ことになるのです。

 

 

この落とし穴に気づかなければ、

 

借金の完済が「遠回り」になってしまうので注意しましょう。

 

 

 

おわりに

 

 

「おまとめローン」をすると毎月の支払額が軽くなりますので、

 

「楽になった」と錯覚をしてしまいます。

 

そこで空いた限度枠でさらに借り入れなどをしてしまうと事態は悪化するでしょう。

 

 

おまとめローンをすることによって、

 

最後には「自己破産」しか打つ手がなくなることもめずらしくはないのです。

 

 

こういった中途半端な方法では借金を減らすことはできません。

 

本格的に借金を減らしたいのであれば、

 

法律の専門家に依頼をして「過払い金返還請求」や、

 

「任意整理」などをする方が正しい選択だといえるでしょう。

 

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